Pink Crispy!

音楽と剣道のことを中心にいろいろ書いてます。

宅録のすゝめ

こんにちは。tongari99です。私は趣味で弾き語りをしているのですが、最近それらをレコーディングして、YouTubeなどの動画サイトへ投稿したいと思うようになりました。

しかし、そのためには様々な音楽機材が必要であると判明しましたが、恥ずかしい話ですが、私は、機械音痴のため、機材がどのような役割を持ち、何を揃えたらいいのか全く分かりませんでした。ようやく色々なサイトを巡ってなんとか、必要な音楽機材について理解でき、購入に至りました。

今回は、必要な機材や購入したものについて軽く説明していこうと思います。間違いがあったらすみません。

同じように悩んでいる人のお役に立てれば幸いです。

1.パソコン

 WindowsMacがありますが、どちらを選んでも大丈夫です。まあMacだと音楽制作に必要なソフトがある程度そろっているので、初めての人はMacの方が心強いと思います。ただ、MacWindowsに比べて価格が高いんですよね。しかもWindowsでもソフトを購入すればいいですし、本格的にやるなら、どちらのPCでも結構な費用がかかるのでそんなに変わらないと思います。どちらがいいかは相性の問題ですね。僕の場合は、もともとWindowsのパソコンを持っていたので、それでやっています。

 必要なスペックですが、大は小を兼ねるので、もちろん高ければ高いほどいいのですが、弾き語りくらいのシンプルな音楽制作ならそこまで高いスペックは必要ないと思います。

・CPUはCore i5以上

・メモリは8GB以上

SSDなら256GB以上 HDDなら500GB以上

だいたいこれくらいのスペックなら大丈夫だと思います。私のパソコンもCore i5、8GB、SSD256GBのスペックです。

 

2.マイク

音を録音するので、必要となります。マイクには大きく分けてダイナミックマイクコンデンサーマイクの二つがあります。それぞれの特徴として、

ダイナミックマイク

・丈夫で取り扱いが楽。

・比較的安価

・マイク感度が低く、精密な録音には向かない。(コンデンサーマイクと比べれば)

コンデンサーマイク

・振動や湿気などに弱く、繊細な取り扱いが必要。

・比較的高価(最近はお手頃な価格で、質の良いのも増えている。)

・ファンタム電源という、特殊な電源供給が必要。

・マイク感度が高く、精密な録音が可能。

 

となります。どちらがいいというわけではなく、ダイナミックマイクはその取り回しの良さを活かしてライブに、コンデンサーマイクはそのマイク感度の高さを活かしてレコーディングに使用するなど、必要に応じて使い分ける形となります。今回は宅録で使うので、コンデンサーマイクを購入しました。なおファンタム電源を使うには後述するオーディオインターフェイスなどが必要となります。

 

 ↑私が購入したものです。値段は10000円ほどで、入門用といった位置づけですが、癖がなくて扱いやすく、私のような初心者にはピッタリのマイクだと思います。

 

2,5マイク関連

1.マイクケーブル:マイクを機材をつなぐためのケーブルです。意外と音に関わってくる大事な機材です。購入する際はマイクケーブルの端子と機材側の端子が合うかどうかを確認する必要があります。

 

audio-technica キャノンケーブル ATL458A/3.0

audio-technica キャノンケーブル ATL458A/3.0

  • 発売日: 2010/07/23
  • メディア: エレクトロニクス
 

 私が購入したものです。オーディオテクニカ製のマイクを買ったので、ケーブルも同じオーディオテクニカ製で揃えました。価格は2500円ほどです。

 

2.マイクスタンド:立てて使うストレートスタンドやブームスタンド、卓上で使う、卓上マイクスタンドなど様々あります。用途に合わせて選ぶのが大事です。

 

 私が購入したものです。価格は3000円ほどです。

 

3.ポップカード:歌う際に、ぱ行やは行の音は、口から勢いよく息が飛ぶので、それがマイクに入ると聞き苦しいノイズとなります。また歌う際にマイクに唾が飛んでしまい、コンデンサーマイクの天敵である湿度が高まり、故障の恐れがあります。それらから守ってくれるのがポップガードとなります。

 

 私が購入したものです。値段は1000円ほどです。

 

 3.オーディオインターフェイス

私が理解するのに一番時間がかかった機材です(笑)。マイクを使いたいと思っても、そのままではパソコンと接続できません。(一部ではUSB接続できるマイクもあるそうです)そこで必要となってくるのがこのオーディオインターフェイスです。パソコンとオーディオインターフェイスを繋ぎ、そしてマイクをオーディオインターフェイスに繋げることで、録音ができるようになります。つまりパソコンとマイクや楽器などを繋げてくれる仲立ち的な存在という訳ですね。またオーディオインターフェイスを使わずに直で録音すると、音質が音楽制作には到底使えないレベルものとなってしまいます。

なので宅録では必需品となるわけです。オーディオインターフェイスによって繋げられる端子に限りがありますので、弾き語りで使う際は、そこまでたくさんの端子は必要ないですが、バンドでの大人数の録音などでは多くの接続数が必要となります。オーディオインターフェイス毎に様々な機能があるので、自分のスタイルにあったものを選ぶのが大事です。

 

 ↑私が購入したものです。値段は各通販サイトでばらつきがあり1万6000~20000円ほどでした。こちらも定番で人気の製品です。Cubase AIというDAWが付属でついてきます。

 

 

 

4.音楽編集ソフト(DAW

ゲーム機本体だけ持っていても、ソフトがないと遊べないように、パソコンがあっても、音楽編集ソフトがないと音楽制作はできません。DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)を使うことで、PC上で録音、編集、音量バランスの調整等ができ、宅録をやる上で、絶対に必要になってくるものです。DAWには様々な種類がありますが、CubaseやStudio Oneなど使用者が多く、定番とされているものを買えば大丈夫だと思います。ただし、DAWによっては、Macのみ対応でWindowsでは使用できないLogicなどがあります。お使いのパソコンの動作環境をよく確認しておく必要があります。

ちなみに上で紹介したオーディオインターフェイスを購入すると、無料で機能制限版(エントリーモデル)のDAWがついてくることが多いです。機能制限版といっても、レコーディングや編集は十分行えます。使っていくうちに機能に不満が出始めたらより上のグレードのDAWを買えば出費が抑えられます。

 

5.モニターヘッドホン/スピーカー

録音した音を確認するために使います。通常の音楽を聴くときのイヤホンやヘッドホンだと、音楽鑑賞を目的としているので、低音が強調されている、ボーカルが強調されているなど、音に加工がされているわけです。録音した音を編集し、加工していく際に基準となる音が、例えば、低音が強調されたものだと、低音がよくできているように聴こえてしまい、いざ作品が完成した時に、低音がスカスカで物足りなく聴こえてしまうという恐れがあります。そのため、音を忠実にフラットに聴くためのモニター用のヘッドホン・スピーカーが必要になるわけです。

 

 ↑私が購入したものです。価格は6000円ほどです。予算の都合上あまり、高いものは買えませんでした。予算に余裕のある人は、

 

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
 

 業界標準と言われているこちらのヘッドホンを購入するのが良いと思います。価格は17000円ほどです。

 

まとめ

私の初心者レベルの知識で、紹介したので不備や間違いがあるかもしれません。これから宅録を始めようとする人の助けになれば幸いです。また私も購入した機材を使ってレコーディングをして、動画投稿をしていきたいと思います。ブログにも載せていくので、もし良かったら、聴いていただければ、嬉しいです。